脱毛剤の効果

脱毛でよく使われているのが脱毛ローション、クリーム、ジェルなど、塗ってから拭き取るタイプの製品でしょう。

 

これらの製品の脱毛効果とは、簡単にいえば毛を溶かして肌の表面をキレイに見せる成分が働いています。一般的にこうした製品にはアルカリ性の化学成分が含まれており、その成分で毛を柔らかくして引きちぎりやすくしているのです。

 

しかし、皮膚にも毛と同じ成分が多く含まれているので、脱毛処理をすることで皮膚にも同じような刺激を与えていることになります。中には永久脱毛効果を謳った製品もありますが、基本的には一般の成分に加えて抑毛成分を配合させてあるものが多いようで、毛穴の奥に同時にすり込ませることで毛根を弱らせ、毛の成長を遅らせるのが狙いとなっています。これは使い続けていくうちに生えてくる毛が細くなったり、自然に毛が抜け落ちることもあるようです。

 

さて問題は、多くの人はムダ毛を処理した後でケアをあまりしていないことで、若い頃でしたらもともと肌もスベスベですし、気にならなかったかもしれませんが、大人になってからはそうもいかなくなります。

 

人によっては毛穴が赤いポツポツになったり、肌の表面がカサカサになったりして、見栄えもかなり悪いものになってしまっているようで、こうなるとムダ毛の処理も思うようにはできなくなります。これはムダ毛のケアというより、ムダ毛の処理した後のお肌のケアということもできますが、できれば肌に刺激の少ないものを使いたいものです。